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Q.ヘアドネーション活動とは?子供への提供や髪31㎝、人毛の理由

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ヘアドネーション活動とは?

ヘアドネーションが髪の毛を送る寄付というのはご存知だと思いますが、今はお手頃価格でウィッグが簡単に購入できます。
ではなぜわざわざ髪の毛の寄付を募っているのでしょうか?

このページでは、そもそもヘアドネーションとはどういう活動なのか、なぜ子供に限定してウィッグをプレゼントしているのか、また髪の毛の長さの条件が31㎝な理由や素材を人毛にこだわっている理由についてご紹介しています。

 

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ヘアドネーション、ヘアドネーション活動とは?

アメリカヘアドネーション団体 Locks of Love
Locks of Love(https://locksoflove.org/)

ヘアドネーションは英語では Hair Donation と訳されます。
Hair は 髪の毛、Donation は 寄付・寄贈・贈与 の意味となり、ヘアドネーションとは、そのまま髪の毛の寄付という意味になります。

ヘアドネーション活動とは、寄付された髪の毛で医療用のウィッグ(かつら)を作り、病気やケガ、不良の事故などで頭髪を失った18歳以下の子供たちに、無償で医療用ウィッグを提供する活動になります。

もともとはアメリカの Locks of Love という団体が1997年から始めた活動ですが、日本では2009年より Japan Hair Donation&Charity というNPO法人が活動を開始しています。

最近では芸能人がSNSで髪の毛を寄付したことを報告したり、寄付を呼び掛けるなど広がりを見せています。

 

ウィッグを18歳未満の子供に提供する理由

ウィッグを子供に提供する理由

18歳未満の子供は成長段階の途中にあり、成長に合わせてウィッグを購入する必要があります。
また使い続けることによる経年劣化に伴い、買い替えの必要性も出てきます。

髪の毛を失った状態でウィッグを付けるという事は、直接肌にふれる部分が多くなり、また治療の副作用で頭皮がデリケートな状態になっているため、できるだけ刺激の少ない医療用ウィッグが必要となります。

ファッションウィッグなら1万円以下からお手頃な価格で購入できますが、子供用の医療ウィッグの多くは10万円を超える商品が多く、またより自然に近い人毛のウィッグや子供の頭のサイズに合わせたオーダーウィッグになると、さらに価格が高くなってしまいます。

治療費がかかっている家庭にとって、医療用ウィッグの費用は経済的に負担になってしまいます。
それだけでなく、治療を続けている子供が学校で学んだり、友達と一緒に過ごすという日常があたり前になり、元気を取り戻し前向きになって欲しいというような思いから、18歳未満の子供にウィッグを提供しているそうです。

 

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ヘアドネーションの長さ条件が31㎝以上の理由

ウィッグの長さが31㎝以上の理由

頭をすっぽりと覆うフルウィッグの作り方は、髪の毛を半分ほどの長さでV字のように折り返し、一本一本植え付けていきます。

髪の毛の長さが31㎝の場合でもウィッグにすると半分の15㎝になってしまい、ショート又はボブスタイルのウィッグに仕上がります。
そのため最低でも31㎝の長さが必要になってしまいます。
ですが子供の多くはロングヘアを望んでおり、そのためには50㎝以上の髪の毛が必要となってしまうそうです。

ヘアドネーションの認知度と共に髪の毛の寄付は増えているようですが、貴重なロングヘアのための長い髪の毛はまだまだ不足しており、ヘアドネーション活動を行っている団体は少しでも長い髪の毛の寄付を希望しています。

 

15㎝から募集している団体もあります

ヘアドネーション活動を行っている団体の中には、髪の毛の長さを15㎝以上で受け付けているところもあります。

但し15~30㎝の長さではフルウィッグは作れず、頭部はインナーキャップとなり、帽子を被って使用するタイプのウィッグになります。

病気で前頭脱毛症になった子供はフルウィッグを希望される子が多いようですので、出来る事なら31㎝以上の長さで寄付されることをおすすめします。

 

ウィッグの素材を人毛にこだわる理由

ウィッグ素材を人毛にこだわる理由

医療用ウィッグには、見ためは人毛に似ているけれどお値段は安い、合成繊維の人工毛タイプのウィッグもあります。
ではヘアドネーション活動を行っている団体は、なぜわざわざ手間も費用もかかる人毛のオリジナルウィッグにこだわっているのでしょうか?

それは 元々の自分の髪に限りなく近く、少しでも 「かつら」 とバレにくいウィッグを提供する ことにこだわっているからだそうです。

人毛のウィッグは見ためが自然なのはもちろんですが、近くで見ても、実際にさわっても本物の髪の毛で作られているので自然です。
また子供の頭の形に合わせたオーダーメイドのオリジナルウィッグをプレゼントすることで、限りなく 「かつら」 だとバレにくいウィッグを贈ることができます。

 

ヘアドネーション活動についてまとめ

  • ヘアドネーションは1997年にアメリカで始まり日本は2009年から活動を開始している
  • ヘアドネーションを訳すと Hairは髪の毛、Donationは寄付・寄贈 となり、そのまま髪の毛の寄付という意味になる
  • ヘアドネーション活動とは寄付された髪の毛で医療用ウィッグを作り、頭髪を失った子供たちに無償で提供する活動になる
  • 芸能人がSNSで髪の毛の寄付について報告している
  • 18歳未満の子供は成長段階の途中にあり成長に合わせてウィッグの買換えが必要となる
  • 子供用のオーダー医療ウィッグは高価なため経済的な負担が大きい
  • 髪の毛の長さが31㎝でもウィッグにすると15㎝となり、ショート又はボブスタイルのウィッグしか作れない
  • 毛髪の長さが50㎝以上必要なロングヘアのウィッグを望んでいる子が多い
  • 髪の毛の長さが15㎝以上で寄付が可能な団体もある
  • 15~31㎝の長さでは毛髪付きインナーキャップ(帽子の着用が必要なウィッグ)にしか使用できない
  • 病気で前頭脱毛症になった子供はフルウィッグを希望する子が多い
  • 合成繊維で作られた人工毛タイプの医療用ウィッグは人毛タイプよりお値段が安い
  • ヘアドネーション団体が人毛にこだわるのは人工毛タイプより「かつら」だとバレにくいから

出典・参考サイト

  • Locks of Love(https://locksoflove.org/)
  • Japan Hair Donation & Charity (https://www.jhdac.org/)
  • NPO法人HERO (https://hairdonation.hero.or.jp/)
  • つな髪® (http://www.organic-cotton-wig-assoc.jp/)

 

 

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